各健康診断の項目は、こちらの「健康診断セット項目表」をご覧ください。
尿検査 | タンパク、糖などの有無を調べて腎臓病、糖尿病などを発見する手がかりとなります。 | ||
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便潜血検査 | 便潜血反応は大腸の病変を発見するための検査です。大腸がん、大腸ポリープ、痔、等から出血がある場合に陽性(要精検)となります。 | ||
血液検査 | 血液学検査 | 白血球数 | 感染症、炎症性疾患、血液疾患などで異常値を示します。 |
赤血球数 | 酸素を全身に運ぶ役割を担い、少ない場合は貧血、多い場合は脱水、多血症などを考えます。 | ||
ヘモグロビン | 貧血や脱水などの診断指標になります。 | ||
ヘマトクリット | 血中の赤血球の割合。貧血があると低下し、多血症では増加します。 | ||
血小板数 | 極端に減少すると貧血を起こしやすくなります。 | ||
生化学検査 | 総タンパク | 全身の栄養状態と肝臓や腎臓機能の指標になります。 | |
GOT | 心筋梗塞、肝炎、アルコール性肝炎などで上昇します。 | ||
GPT | 急性肝炎でもっとも強く上昇し、慢性肝炎、脂肪肝などでも上昇します。 | ||
LDH | あらゆる組織に分布する酵素。他の検査を併せて診断します。 | ||
ALP | 胆石や胆管の障害、また胆汁の流れが障害されると増加します。 | ||
γ-GTP | 胆汁の流れが悪くなると増加し、肝硬変や薬剤性肝障害でも増加します。 | ||
アルブミン | 肝臓で合成されるタンパクです。栄養状態の悪化や肝障害の程度を表します。 | ||
BCG法 | |||
尿素窒素 | 腎機能障害の指標として有用です。 | ||
クレアチニン | |||
尿酸 | 尿酸。高値の場合、痛風や腎臓病などが起きやすくなります。 | ||
A/G比 | 重症肝疾患などで低下、無ガンマグロブリン血症で上昇します。 | ||
中性脂肪 | 中性脂肪。糖質、アルコール摂取の過剰により高値を示します。 | ||
Fe(血清鉄) | 鉄の貯蔵状態に反映し、各種血液疾患に有用です。 | ||
総ビリルビン | 溶血性貧血や、胆石、肝炎などによって胆汁の流出が障害されると上昇します。 | ||
アミラーゼ | 主にすい臓と唾液腺より分泌される。主に膵臓から分泌されるため、膵障害の指標になります。 | ||
グルコース | 血糖値。糖尿病の基本的な検査です。 | ||
TIBC | 貧血の診断指標になります。 | ||
β-リポ蛋白 | 動脈硬化、糖尿病、肥満などで異常値を示します。 | ||
フェリチン | 鉄の貯蔵状態に反映し、各種血液疾患に有用です。 | ||
T-CHO(総コレステロール) | 総コレステロール。高値は動脈硬化の危険因子、低値は甲状腺機能亢進症や肝炎、肝硬変、栄養不良などの指標になります。 | ||
HDL(善玉コレステロール) | 善玉コレステロール。低値では動脈硬化が進行し、心筋梗塞や狭心症を起こしやすいと言われています。 | ||
LDL(悪玉コレステロール) | 悪玉コレステロール。過剰になると動脈硬化の原因になります。 | ||
血液機能検査 | HbA1c | 1~2ヶ月前の平均的な血糖の状態を表します。 | |
肝炎ウイルス | HBs抗原 | B型肝炎ウイルスの感染を調べる検査です。 | |
HCV抗体 | C型肝炎ウイルスの感染を調べる検査です。 | ||
感染症血清反応 | TPHA | 性行為感染症(STD)として広く知られる梅毒の検査です。 | |
腫瘍マーカー | CA19-9 | 主に卵巣がん、また胆道、膵臓がんなど消化器がんで上昇します。 | |
CA125 | 主に卵巣がんで上昇します。また子宮内膜症でも上昇します。 | ||
CEA | 消化管(大腸がんなど)のがんなどで上昇します。 | ||
PSA | 主に前立腺がんなどで上昇します。 | ||
AFP | 主に肝細胞がんなどで上昇します。 | ||
CA15-3 | 主に乳がんなどで上昇します。 | ||
SCC | 主に肺がんなどで上昇します。 | ||
シフラ(CYFRA) | 主に肺がんなどで上昇します。 | ||
PIVKA-Ⅱ | 主に肝細胞がんなどで上昇します。 | ||
NCC-ST-439 | 主に乳がんなどで上昇します。 | ||
血清反応 | CRP | 炎症性疾患や体内組織の崩壊がみられる場合、上昇します。 | |
アミノインデックス | AIRS | がんの可能性、4年以内の糖尿病発症リスク、10年以内に脳卒中、心筋梗塞を発症するリスクを評価します。 | |
AICS | がんの可能性を評価します。 | ||
甲状腺 | FT3 | 甲状腺ホルモンを調べます。甲状腺の機能を調べ、バセドウ病や橋本病などの判断の手がかりとなります。甲状腺超音波検査と併用することで、より詳細に調べることが可能です。 | |
FT4 | |||
TSH |
上部内視鏡 | 鼻(口)から細いカメラを通して食道、胃、十二指腸のガン、ポリープ、潰瘍などの病変を調べます。 |
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下部内視鏡 | おしりから内視鏡を挿入して大腸の内側を直接観察し、大腸の炎症やポリープなどを診断する検査です。 |
胸部レントゲン | 肺がん、肺炎、心臓肥大などを見つける手がかりとなります。 |
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乳房レントゲン (マンモグラフィー) |
乳がん、微細な石灰化など乳房に関する病変の発見の手がかりとなります。 |
胃バリウム検査 | バリウムを飲んでいただき、レントゲンにて胃を撮影します。胃の状態、胃がん等の病変を見つける手がかりとなります。 |
大腸バリウム検査 | バリウムをおしりより注入し、大腸を撮影します。大腸の状態、大腸がん等の病変を見つける手がかりとなります。 |
パノラマエックス線 写真検査 |
歯や顎(あご)等全体のレントゲン写真撮影を行う検査です。 【虫歯の大きさ、詰め物の状態、歯の根の治療、歯周病の進行状態、親知らずの状態などが分かります。ピアス・入れ歯等は外して頂くことになります。】 |
CTスキャン(脳) | 脳を細かく(1cm以下)輪切りにした断層写真を撮影します。腫瘍・出血・梗塞等を確認します。 |
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CTスキャン(胸部) | 胸部(肺・心臓)を細かく(1cm以下)輪切りにした断層写真を撮影します。腫瘍・肺炎・心臓の大きさ・胸水等を確認します。 |
CTスキャン(腹部) | 腹部(肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓、消化管など)を細かく(1cm以下)輪切りにした断層写真を撮影します。腹部の状態・腫瘍等を確認します。 |
超音波検査(甲状腺) | 超音波により甲状腺の大きさ、腫瘍の有無、状態などを確認する検査です。 |
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超音波検査(腹部) | 超音波により胆のう、腎臓、肝臓などの腹部の病気、腫瘍などを確認する検査です。 |
超音波検査(子宮頚部細胞診) | 子宮の入口の細胞を綿棒でこすり、がん細胞、前がん細胞などの異常がないかを調べます。 |
心電図 | 不整脈や狭心症、心筋梗塞などの心臓疾患をみつける手がかりとなります。 |
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負荷心電図 | 心臓に一定の負荷をかけた状態で心臓を観察します。安静時以外の不整脈や狭心症、心筋梗塞などの心臓疾患をみつける手がかりとなります。 |
眼底検査 | 眼球の細血管、また全体を観察することにより、高血圧、糖尿病、動脈硬化性疾患などをみつける手がかりとなります。 |
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骨密度検査 | 骨塩量(骨の密度)を測定し、骨粗しょう症の発見につながります。 |
動脈硬化検査(ABI) | 血管の狭窄、閉塞状態、血管の硬さを測定する事により、動脈硬化などの病気を発見する手がかりとなります。 |
肺機能検査(スパイロ) | 息切れ・呼吸苦・咳・痰などの原因となる肺の状態・機能を調べる検査です。 |
口腔内検査 | 虫歯の有無、詰め物の状態、粘膜(歯肉、舌、頬など)の状態を調べる検査です。 |
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歯周病検査 | 歯周病検査は歯茎と歯槽骨(歯を支える骨)の炎症状態を調べる検査です。 【歯周病(歯槽膿漏)は細菌の塊である歯垢や歯石によって、歯茎(歯肉)が腫れたり、歯を支える骨(歯槽骨)が破壊される病気です。また歯周病の初期は無症状に経過するため歯周病の検査は歯科健診において重要な項目となります。】 |
歯並び、咬合検査 | 歯並び、咬み合わせの状態を調べる検査です。 |